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色つきの夢の中で、アスフアルトで舗装された道の脇に、私は立っていた。
どうやら季節は夏のようで、時刻は、夕暮れというには少し早い、午後と夕暮れの境目あたりの時刻らしかった。
ゆるくゆるくカーブしている一本道だ。
付近に建物は見えない。
舗装された道の両脇は、雑草まじりのなだらかな草地になっていて、私の立っている側から見える道路の向こう側は、草地の向こうに空が広がっている。

あの草地の先は、崖になっていて、たぶん遠くに海が見えるのだろう。

なんとなく、そう思う。

アスファルトの道路をはさんだ向こう側に、その空を背景にして、誰かが二人向かい合っておしゃべりをしていた。
遠いので声は聞こえないが、仲がよさそうに見える。

片方の子が背が低いので、中学生かとも思ったが、もう片方の子は、背筋がすっとしている。
高校生なのだな。と、なんとなく、そう思う。

どうやら二人は女の子のようだ。 
ようだというのは、夢なので姿があいまいなのだ。
まだ空に青さの残る、太陽からの光の色だけが、夕暮れを示すように少しまぶしく赤みがかっている。 道路は暑さに白っぽくひかり、草は緑だ。
こんなにはっきりと見えるのに、彼女達二人の姿は、どうもよく見えない。

そこに、自転車が左側から走って来た。学生服を着た男がペダルを踏んでいる。

彼は、話し込む二人の前を走りぬけ、ユーターンするように、きゅっ!とハンドルを戻す。

道の端に自転車を止め、たいへん気楽そうに、彼女たちの側に歩いて行く。
彼女達が、顔だけを彼に向ける。

知り合いなんだな。
私は、なんとなくそう思う。

いきなり右手側、自転車が走って来た方向とは反対のほうから、集団が歩いてきた。
集団は、男だったり女だったり、若かったり年配だったり、とばらばらだ。


バス亭か、駅があるのだな。今、降りてきた乗客の集団だな。
私は、なんとなくそう思う。

その集団が行き過ぎ、私の目の前に、もう一度向こう側の景色が見える。

そこには、最初の二人と、自転車を止めて戻って来た一人。その他に新しい誰かが数人増えて、けっこうな人数になっていた。

さっき私の目の前を横切って行った集団の中に、最初の二人と、自転車の一人の知り合いが複数居たのだろう。

そして、お互いに、知った顔に気がつき、くったくなく手をあげ、合図を送り。
呼ばれたほうは、集団をぬけ、道の端にとどまり。

道路の向こう側の、見知らぬ彼女、彼等の姿が、うれしかった。

良い夢を見た。

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